千曲川ワインバレー 東御市のワインが入荷しました

Tenny

2017年05月23日 19:40

 山越えをしてひとっ飛び 松代町からひとやま超えるとあっという間に上田市。そしてその先東御市までは意外に近いのです。年に数回ほど東御のワイナリーに伺いますが、先週出来立てほやほやのワインを頂きに行って参りました。

近年、長野県では信州ワインバレーと呼ばれる、4つの地域からなる産地があります。詳しい説明は下記↓をご覧ください。

カリフォルニアのナパバレーでも知られるように、良質なワイン用ぶどうが育つ土地のことを「バレー」と呼ぶことがあります。ぶどう畑が広がるその地には、ワイナリーやレストラン、ショップなどが立地し人々が集う・・・。信州もそんなワインバレーのひとつとして「信州ワインバレー」を形成し、多くの方に訪れていただきNAGANO WINEを楽しんでいただける場所になることを目指しています。(NAGANO WINE ホームページより抜粋)

その中のひとつ千曲川ワインバレーは、北は中野市や飯綱町、南は小諸市までと長野県の中では最も広大な産地。東御市は東地区(広域ワイン特区)として近年新規参入者も増え、日本の中でも最も熱い産地のひとつとして全国から羨望のまなざしの地となっているわけです。

さて、入荷したワインのご紹介です。


ぼんじゅーる農園 【鞍掛ルージュ2016&鞍掛祢津ブラン2016】
赤白ともにピノノワール100%で醸した、優しい味わいのワインです。醸造は「リュードヴァン」の小山英明氏。
ぼんじゅーるさんのワイン、そして農園主の蓑輪さんご夫妻のお人柄が大好きで、ほんのわずかな時間ではありましたが、昨年収穫のお手伝いに伺いました。記録的な長雨の影響で、大変な年だったと伺いましたが、それでもこうやって分けて頂ける事に感謝です!ぼんじゅーる農園さんでは、数年以内のワイナリー設立を見据え、第一期会員を募集中です。個人的にも応援したい未来のワイナリーのひとつ。ぜひ一緒に応援してください!
ぼんじゅーる農園ファンクラブ



ソーヴィニヨンブラン(SB)といえば、その独特な香りでわかりやすいぶどう品種と言われていますが、今から15年ほど前までは日本でその香りを出すのは至難の技でした。それがある時、とあるワイナリーのワインからはまぎれもなくSBの香りが・・・ リュードヴァンオーナーの小山英明氏が当時醸造したワインがすばらしいSBの香りだと話題になったことは、今でもはっきりと覚えています。ソーヴィニヨンブランといったらこのお方。私にとっては雲の上の方だと思っていましたが、先日伺った時に、ワイナリーキャットである『NEKO』さんの話で盛り上がったことは、グッと小山さんとの距離を縮める結果となりました(笑)。せっかく芽吹きの美しい季節に伺ったのに、ぶどうの写真も風景も何も撮らずに帰ってきたことが心残りです。近いうちに必ずリベンジ!!


事務所入り口のポストに貼られていた超~可愛いイラスト!みづきシェフが書いたのですか?と尋ねたら、「いえ、僕です」と♡ 掲載許可は頂いてませんが、お茶目な小山さんの一面を暴露(笑)。



さて、こちらは千曲川左岸から(フランス語ではリヴ・ゴーシュ【RIVE GAUCHE】と呼ぶそうです)いよいよ今年から本格的に販売を始められた『シクロヴィンヤード』さん。たまたま知り合いがぶどう畑の近くに住んでいるご縁で、以前からお話はよく聞いておりました。

シクロヴィンヤードは元プロサイクリストの飯島規之さんが奥様の祐子さんとはじめられた、東御市八重原地区の新しいヴィンヤード。(シクロは自転車、ヴィンヤードはブドウ畑の意)。お二人で何度かお店に来て頂いてますが、お話を聞けば聞くほどワインへの情熱が感じられるご夫婦なのです。第一便の先月入荷分がほぼ完売、今月はついでがあるからとご夫婦で届けて下さいました。現在ワインは4種類。メルロ、アルモノワール、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、すべて¥3300(税込)です。ラベルに込められた思いなどもお聞きしました。また改めてブログにアップしたいと思います。

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